ABLE 2016 Winter
直観力を育てる
- 批判的思考を学びに活かすために -
ご好評につき満員となりました
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はじめに

「批判的思考力を育てる」が教育現場のキーワードになりつつあります。しかし「批判的思考」とは何か、どのように育つのかということはまだ共有されていないようです。「批判的思考」だけでよいのか、という問題も残されています。批判的思考だけで創造的な思考はできません。創造的思考には直観が欠かせません。しかし、直観的思考が単なる場当たりの直観でなく「インサイトフル・インテュイション」であるためには批判的思考の支えが必要です。

今回のABLEでは批判的思考と直観力がそれぞれどのような能力なのかを考え、実践するための豪華プログラムを用意しました。


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批判的思考・直観的思考とは何か

認知科学の第一線で活躍するABLE主催者の今井むつみにより、批判的思考・直感的思考とは何かということを改めて考えます。



SESSION 1

教育・研究現場における
批判的思考と直観的思考の役割

批判的思考研究の第一人者である京都大学の楠見孝氏に批判的思考についてわかりやすく解説していただきます。また、朝日新聞の科学欄を担当されていた科学ジャーナリストの内村直之氏をお迎えし、小柴教授、山中教授などにノーベル賞をもたらした発見の裏にどのような直観があったのかをお話ししていただきます。

SESSION 2

欧州の科学教育の理念・実践と課題

ドイツからのスペシャルゲストもお迎えします。ライプチヒ大学のヘンリク・ザールバッハ氏が、ドイツやフィンランドなどのヨーロッパ先進国で、批判的思考、科学的思考を育むためにどのような教育実践が行われているのかを紹介します。

SESSION 3

今日の学びを活かすワークショップ
〜批判的思考・直観的思考による
問題解決の実践〜

探究プロデューサーでありABLE主催者の市川力がジェネレータとなり、批判的思考や直観力を両輪として活用するためのワークショップを行います。



批判的思考と直観力をバランス良く育てるための学びをしていただくことで、それらの学びを皆さんの仕事や仕事以外の日常にも活かす一助となりましたら幸いです。

ABLE 主催者一同


ゲスト・登壇者

楠見 孝|Takashi Kusumi

京都大学大学院教育学研究科教授


1987年学習院大学大学院人文科学研究科心理学専攻博士課程退学。博士(心理学)。学習院大学助手、筑波大学講師、東京工業大学助教授、京都大学助教授を経て、2007年より現職。批判的思考の研究の第一人者。教育現場や企業の思考・意思決定プロセスについて基礎研究や実験をつなげる研究を行っている。


- メッセージ -

参加者の皆さんと、仕事の場面において、批判的-直観的思考をどのようにしたらうまく使うことができるかを考えたいと思っています。


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内村 直之| Naoyuki Uchimura

科学ジャーナリスト


1952 年東京都生まれ。81年東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程満期退学。物性理論(半導体二次元電子系の理論)専攻。同年、朝日新聞 入社。2012年4月からフリーランスの科学ジャーナリスト。


- メッセージ -

科学的発見や進歩には、批判的思考と同時に直感的思考も大事です。発見に大事なセレンディピティ(一見ゴミに見えるところから宝石を見つけ出すこ と、でしょうか)は決してゼロからは生まれない。一筋縄ではない「役に立つ学び」の方法とはどういうものなのか、皆さんと一緒に考えて話し合えれ ばうれしいと思います。


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ヘンリク・ザールバッハ | Henrik Saalbach

ライプチヒ大学心理学研究科教授


2006年ベルリン工科大学博士号取得(認知心理学)。マックス・プランク研究所やスイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETH)、ザールラント大学を経て現職。言語と思考の関係、認知発達における言語の役割、学習や教授での言語の役割を明らかにする研究を行い国際的な成果をあげ続けている。


- メッセージ -

ABLEのワークショップにお招きいただくのは今回で二度目になりますが、とてもわくわくしています。 現場で教育実践をする先生方や、研究者の方々、その他幅広いバックグラウンドの方々と意見交換をし、日本における教育理念や実践、教育研究などについて学ぶことができる機会を楽しみにしています。私はドイツ、その他のヨーロッパ諸国における批判的思考の教育の理念と潮流を紹介します。日本とヨーロッパの理念と実践例を比較し、お互いに考えを深めていくことを期待しています。


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小俣 貴宣 | Takanobu Omata

NTTデータ経営研究所 マネージャー


2002 年キヤノン株式会社入社。デザイン部門にて、認知・行動科学の立場から使いやすく魅力的なデザインの開発・研究に従事。2010~2012 年カリフォルニア大学ロサンゼルス校心理学部にて客員研究員。人の創造性や推論に関する研究に従事。帰国後、東京大学にてPh.D.取得。2014年より現職。民間企業を対象とした心理学の産業応用支援やユーザーエクスペリエンスデザインに関する業務に従事。心理学を学んだ人材の活躍機会の拡大を目指し活動している。


- メッセージ -

批判的思考と直観的思考に関する理論的な文脈や実例が、皆さまの日々の実践の質をより高める手がかりになれば幸いです。


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今井 むつみ | Mutsumi Imai

慶應義塾大学 環境情報学部 教授


1989年慶応義塾大学大学院博士課程単位取得退学。1994年ノースウェスタン大学心理学部Ph.D.取得。専門は認知心理学、発達心理学、言語心理学。幼児の言語や概念の発達、認知科学の立場から学びの仕組みを明らかにする研究を行っている。3月には新著『学びとは何か』(岩波新書)を上梓。


- メッセージ -

今回は、学び、教育に関してもっともホットでど真ん中のテーマです。「批判的思考」というキーワードをなんとなく使わず、その本質をいっしょに考え、日々の実践にいかしましょう。


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市川 力 | Chikara Ichikawa

東京コミュニティスクール校長


1990年渡米後13年間に渡り、日本人駐在員の子どもが通う学習塾を運営。2003年に帰国後、バイリンガルの子どもを育てる難しさに直面した経験をまとめた著書『英語を子どもに教えるな』(中公新書ラクレ)が大きな反響を呼び重版を続ける。2004年8月より東京コミュニティスクール初代校長就任。グローバル時代をたくましく、しなやかに生きるために必要な「探究力」を育む実践・研究を続けている。


- メッセージ -

頭ぐるぐる、心わくわく、体うきうき、すべてを全開にして、ただ「知った」or「わからない」で終わらずに、どう日々の実践に活かすか考えるワークショップをぜひともに面白がりましょう!


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開催情報

日時

2016年2月27日(土)
12:00開場 13:00開始

会場

株式会社内田洋行東京本社
ユビキタス協創広場 CANVAS 2F

住所: 東京都中央区新川2-4-7
東京メトロ 日比谷線「八丁堀駅」下車、「A4」出口より徒歩4分
東京メトロ 日比谷線・東西線「茅場町駅」下車、「1番」出口より徒歩5分
JR京葉線「八丁堀駅」下車、「B2」出口より徒歩6分

定員

120名
*ご好評につき満員となりました。

参加費

一般 ¥3,000
学生 ¥1,000
*フード・ドリンク込み。
*当日受付でお支払いください。

 
タイムテーブル
12:00 開場
Over View
13:00 - 13:30
批判的思考・直観的思考とは何か
今井 むつみ 慶應義塾大学教授
Session 1
13:30 - 14:30
教育・研究現場における批判的思考と直観的思考の役割
楠見 孝 京都大学大学院 教育学研究科教授
内村 直之 科学ジャーナリスト

モデレータ 小俣 貴宣 NTTデータ経営研究所 マネージャー
Session 2
14:30 - 15:30
欧州の科学教育の理念・実践と課題
ヘンリク・ザールバッハ ライブチヒ大学心理学研究科教授

モデレータ 今井 むつみ 慶應義塾大学教授
15:30 - 16:00 コーヒーブレイク
Session 3
16:00 - 17:30
今日の学びを活かすワークショップ
〜批判的思考・直観的思考による問題解決の実践〜
ジェネレータ 市川 力 東京コミュニティスクール探究プロデューサー
18:00 - 情報交換会・懇親会


ご好評につき満員となりました

主催・協力

主催

ABLE事務局
 慶應義塾大学 今井 むつみ、大庭 真人、江部 正周、白石 響
 東京コミュニティスクール 市川 力、山崎 智仁
 大木 慎也
 NTTデータ経営研究所 小俣 貴宣
 平丸 康之
 佐宗 邦威
 松石 悠

>> 過去のABLEについてはこちらをご覧ください。

特別協力

株式会社内田洋行 教育総合研究所

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